介護でのトイレ介助でよく行われる方法は、要介護者を正面から抱えて両脇付近のズボンやベルトを持って移動しますが、この方法でトイレに座らせようと思うと介護者はおじぎをするように腰を曲げるようになり腰を傷めてしまいます。特に家族がかいごする場合は1日中の介護になるわけですから腰を傷めるのは時間の問題です。
わが家では要介護者の後ろ側から介助をしていました。ズボンを下ろす時には腰を屈めるようになりますが、力をかける時にはズボンやベルトを真上に持ち上げるだけになるので腰を傷めずに済みます。それには もちろん要介護者の立ち上がりや座る脚力がある程度必要になるので、日頃のリハビリは欠かせません。
介護者も介助をする前には必ず腰のストレッチや準備体操を忘れずに行いましょう。
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