介護家族のこころのケア⑤~相談相手

2008年4月23日水曜日

介護度が上がれば上がるほど 介護家族は社会から孤立して情報も入りにくくなりがち。

介護における情報は探せばいろいろありますが、現実は介護に時間がとられ情報を探す時間も余裕もありません。洋服を探す時のように 自分の好みやニーズにピッタリの介護道具を探すのは介護保険内ではなかなか難しく 大きな悩みでした。

要介護者・介護者の状況が様々なので「コレ」と一概には決められないことが多く 我が家の場合はどの方法が良いのかと迷うことの多い日々でした。数ある選択肢の中からひとつを選ぶ時に 相談相手がいると頭の中が整理できるのにと思うことがよくありました。

現在のシステムは要介護者のことには相談にのってくれますが、介護家族の状況をよく知り相談にのってくれる場があまりないこと 世の中に知られていないことが社会から孤立していく一つの原因だと思います。介護家族の相談にのる・守るシステムが出来あがらない限りは、今後さらにすすめていこうとしている在宅介護を問題なくスムーズに普及していくのは現実にはなかなか難しいように思います。

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