難病などで硬縮した手足

2008年4月20日日曜日

硬縮とは病気や使わないため(廃様性症候群)に手足などが曲がって固まってしまうこと。そのような足の人をトイレ介助は大変なことである。ベッドからポータブルトイレに移動させることも大変難しい。その理由は足が曲がっているので上手に足が動かない。そして立っていられない
足の付け根が曲がった状態のため、パンツやズボンの上げ下ろ時の抵抗が多くとても重く大変労働だ。
男性の場合は元々手の筋肉が発達している人が多いのでベッドのスウィングバーやトイレのひじ掛けを持って何とか少しの間でも立っていてもらえることもあるが、それも足の硬縮状況にもよる。

硬縮予防グッズもあるが、結局夜中の睡眠中に膝を曲げて楽な姿勢になってしまうこと。また昼間に起きている時間に椅子に座っていることで膝が曲がってしまうことが原因と考えられる。長い時間横にしておけば背筋・腹筋が弱ったり褥瘡になるし、椅子に座っていれば膝や肘の硬縮がすすみお尻も痛くなるし。立てない、歩けないということは体の様々な所にスパイラルで影響を及ぼす。
硬縮予防は本人にとっても介護者にとっても根本的なテーマである。

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