うつ病は医師が患者と面接し、症状から診断しているが他の病気との境目があいまいな例も多く、専門医でも診断に迷うようだ。
私の父もうつ状態がひどく、同居していて生活がなりたたないほどひどかった。うつ病なのかと思いクリニックに行くと「持病の症状から来るうつもあるかもしれないけれども、肺炎でも同様な症状になることがある」と言われはっきりした診断は出ず薬も出なかった覚えがある。しばらくしてエックス線で診断をしてもらったところ肺炎だった。
今回厚生労働省の研究班が開発した、うつ病かどうかを診断する血液検査はうつ病患者と健常者で白血球の遺伝子の反応が微妙に異なることを利用したもののようだ。問診と併せて数値化できる簡便な診断方法が使えれば、患者の見逃しが減ると期待されているようだ。
数年後の実用化を目指すということで、これでうつ病の見逃しだけでなく、他の病気の見逃しを防ぐことが出来ることだろう。
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