先日まで働いていた会社の同僚4人(全員がつい最近辞めた)と就職先について2時間ほど議論をした。
50歳を過ぎて就職活動をしても 15年以上仕事のブランクがあるということで落とされる。
一人はお子さんの体調がすぐれない期間があり パートを何件か繋げて10年以上働いているが働き口が無いという。
私だけかと思っていたら 同じ年頃の友人も皆落とされっぱなしとのことだった。
もう一人は教員免許もあり教員をしていたこともあり 図書館司書 学芸員、何の機会だかわからないが機械の一人は運転免許も持っている。おまけに大学院にまでいって考古学の勉強もして研究室で働いていたこともある。そんな優秀な彼女でさえ 何回履歴書を出しても 何回面談に行っても落とされる。面談にまでたどりつかないこともしばしばで 我々残り3人と同じ状況。35歳ぐらいのときであれば、これだけ資格があればどこでも就職できたのにとぼやいていた。
「年齢」と「継続した仕事がない」ということがネックだという結論になった。「今まで培った人間関係、ネットワークでその人たちの能力をコーディネイトして起業する」というのも一つの手だという話にもなった。
一方求人の多いのは介護職と 皆口をそろえて言う。そして続けて出てくる言葉は「ヘルパー関係だけはやりたくない」と。 偶然私たちはヘルパーへの就職を望まなかったわけだが、働き口が無いからヘルパーや介護職につこうという人も多いと思われる。先日の「派遣が切られた人の受け入れ口」という話も同様だが、もっともっと志を高く持って介護施設に就職して丁寧な質の高い介護をしてもらいたい。それはショートで親を預けた経験。ヘルパーの資格のために実習に入った経験からだ。それには社会的に認められた仕事となるように。「皆が嫌がることをよくするわね」という尊敬の念ではなく、他人の命を預かる、尊厳を守る素晴らしい仕事についていると褒められるような地位に格上げして 医者と同様 命を預かる仕事なのだからのように高給にできないものか。 厚労省の舛添さんに是非 介護職の社会的地位の向上のためのアクションをお願いしたい。
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