日本テレビで介護現場を扱っていた。
かの有名な しおじい が在宅で介護をしている人が外でアルバイトをするより 在宅で介護をしている人に報酬を出せば家で介護をする人も増えるだろう。現場では介護員が不足しているが在宅が増えて実質介護員の不足が補えるのではないかという話だった。
またある人は(誰だっったか名前も顔も忘れてしまった) 相続の際に介護した人もしない人も平等に分けるという今の相続に関する法律にも問題がある。介護をした人を優遇するような法律に変えるべきだとも言っていた。
たしかに。おまけに相続税も軽減するとか何かあってもよいのかもしれない。
ちょっと気になったのは しおじいは現役バリバリの老人だからか 切羽詰まったものを感じた。そう感じたのは私だけだろうか。
介護施設に預けると人で不足のためにオムツをさせられるが オムツにするがために益々ケアに時間がかかるということもあるのではないだろうか。オムツにするからオムツ交換に時間がかかり 寝たきりも作る。車いすに座っていても交流する人である介護員不足だからを話すこともしないから 頭がはっきりしなくり こころが内に向くから寝たきりになる。寝たきりになるから褥瘡などのケアに手間がかかる。うちの父を施設に預けていたらこんな悪のスパイラルになっていたと思う。 実際、ショートに預けるのは出来るだけ短くしてせいぜい長くて二泊にしていたが、それでもQOLがダウンして帰ってきていた。話す相手がいないとか オムツをさせられたとか もう不満がいっぱいで姥捨て山にでも捨てられた気分だったのではないかと思う。
私もヘルパー二級の資格は持っているが 食事介助や話し相手は出来るが それ以外のトイレ介助などもろもろは毎日毎日1日中十分にやってきて もうやりたくない。うんざりだ。50歳を過ぎて就職口があるのは介護員ぐらいしかないが こんな私でも活躍できる職種を作ってくれれば もしかしたら介護員として就職するかもしれない。
食事介助などはボランティアあるいはボランティアのようなおまけの業務として支えられている傾向があると思われるが 尊厳をもった食事と排泄を行うことは人間の最低の権利である。ましてやこれからますます老人が増える中で ボランティアで支えるというご都合主義の政府の政策には疑問を感じる。孫元、権利を守るためには ボランティアではなくしっかりと責任をもったケア、持続可能なケアを考えるべきだと思う。
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