先日某大学の教授二人と某大学の職員用レストランで食事をしてきた。
メンタルケアの講座で講義をしてくださった先生だ。
先生が介護家族のメンタルケアの組織を立ち上げそろそろ活動に入るということで 私も仲間に入れていただけるかどうかの いわば面談のようなものだ。
・・・とはいえ、先生に御馳走になってきてしまったのだから 面談になるのかどうか???
2時間ものあいだ いろいろなことを話てきた。
その中で 失業者の再雇用先として 介護施設が提案されていることについて話題にあがった。
一人の先生は 介護員不足で外国からホスピビリティのある労働者を雇うのはとても良いことだが
失業したから介護施設にという安易な考えに腹が立つという話だった。
もう一人の先生は外国人介護員について特に話すことはなかったが 失業者に仕事を与えるために介護の仕事が選ばれたことには いかに政府が介護という仕事を甘くみているかということで
これでは介護全体のレベルアップはのぞめないという話でまとまった。
介護の現場は「ありがとう」をたくさん言ってもらえるところでもあり とてもやりがいのある仕事だと思う。
一方 先日 短期アルバイトに行ったときのことだ。いかにもフリーターの人は勿論、学生さん風の人、挨拶をしても恥ずかしそうに下を向いてとても初々しい人18歳ぐらいに見える30歳の女性と様々なフリーターがいた。ほぼ共通して言えるのは 責任のあることを極端に嫌う。責任のない仕事がしたいから 長期のアルバイトや正社員にはなりたくないのだと言っている人が多かったこと。
今 話題になっている失業者はフリーターの人が多いと思われるが もし 責任のあることを極端に嫌うフリーターの人たちが介護の現場に入ったら かなり混乱するだろう。介護は人の命を預かる仕事でもあり、責任がついてまわる仕事だから。
「気がついたら転んでいました」「ベッドから落ちてました」「知らないうちにどこかに行っちゃいました」・・・なーんてことはないかしら。危機管理の出来る人でないと対処も出来ないだろう。
そもそも 危機管理が出来ていれば こういう日が来るのも予想できだわけで 色々な意味で根本的に難しいのではないだろうか。
もしこれが実現したら 介護施設に預けるのも心配になります。
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