福沢諭吉 学問のすすめ

2009年1月16日金曜日

今日は時間を作って 図書館で借りた学問のすゝめをゆっくりと読んだ。
明治の初期に書いた本であるにも関わらず 100年以上経った現代に読んでも全く古びていない内容であったことに感銘を受けた。

一方 親は長男ではなかったこともあり故郷の親の介護や世話は一切しなかった。そんな何もしなかった親だったが 私に身の回りの世話をしてもらっているということに対しては当然と思っていたのだろう。 私に対しての怨みがたくさん記されたノートが先日みつかった。私に対する不満や「あととりにと思っていた娘は嫁に行った。そんな娘に遺産など残す必要はない。」というような内容が面々と綴られているのを見て 落胆した。私のしていた介護は何だったのか。あの時にこうしていれば良かったのかと後悔したり反省したり  自分を責める2年間は何だったのか。

そんな中で読んだ「学問のすすめ」「人間は活動の自由を奪われると他人を怨み羨むもの」という言葉。そういえば あのノートを書き始めたころに 手足が重たくなってほとんどまっすぐに歩けない状態だったと思い そういうことも影響して書いたノートだったのかと思ったり。
なんだかんだと言っても 今更 逝った人に理由を尋ねるわけにもいかず憶測でしかない。
今日の「学問のすすめ」の読書により 自分を責めるのを止めるきっかけにしようと思い始めることが出来た。 

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