お母様がパーキンソン病で 介護にはほとほと手を焼いている人がいる。もともとお母様とは性格が合わず 何十年も話をしてこなかったという。そこへきて介護。だからといって そりが合うわけでもないし会話も成り立たない状態で介護がとても大変だという話をしてくれた。
彼女は介護しきれなくなり お母様には現在施設に入ってもらっているという。デイサービスの車が自宅の前に来るだけでも 近所の人から介護放棄 とみられる傾向があると彼女は言う。私も同じような体験をしている。結局、近所の人にはお母様は入院中ということにして施設に入ってもらっているらしい。周囲の目はおそろしい。
よく 家族には歴史があると言われているが、自分が体験するまでその意味がわからなかった。実際に自分が介護してみると 歴史という意味が嫌なほど実感し いろいろな記憶がよみがえってくる。
要介護者を病院に連れ行くことは大きなイベントで 介護家族はその1日は 順番取りや送迎車の手配・送迎で疲れ果てる。これは在宅介護でも施設に入所していてもこの大変さは変わりは無い。
病院に連れ行った翌日は 疲れ果てて動けなくなっていたことを思い出す。病院の順番取りをしてもらえる代わりの人がいれば。あるいは要介護者の場合は順番をとらなくても診てもらえるシステムがあればと思う。
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