介護の仕事

2010年1月10日日曜日

失業者に10日分の2万円を支給したら 200人の人がいなくなったという。その人たちの中にはそのお金でお酒を買ったり、煙草を買ったり、パチンコに行ったりしていたという。しかしそれが税金だからと言って責めることが出来るだろうか。失業者の人たちの中には働く気の無い人もいるだろう。しかし以前は働く気があったけれども いくら探してもみつからないということから働く気の失せた人もいるだろう。逆に働く気があり 日々のお金を工面している中で得た2万円。普段我慢してたパチンコをしようという人もいるのではないだろうか。

支給したお金の使い道は その後の本人の身にふりかかってくるわけで 使い道まで責めるのはいかがなものだろうか。支給後失踪したと責める前に働く気の無い人もいることは想定できるわけで 10日間で支払うものを1日で支払ったその怠慢を反省すべきではないだろうか。

ニュースで失業しているのだから 介護の仕事は人手不足で介護なら求人をしているのだから 介護が嫌だだのなんだの言っている場合ではない。とコメンテイタ―が話している。
果たしてそうだろうか。

介護が嫌な人、人とコミュニケーションするのが苦手な人が いろいろな歴史のある個性のある老人のお世話をすることが出来るだろうか。以前の私のように、重篤な要介護者を見ると親の介護を思い出し いろいろなことを思い出し動きが止まってしまう人もいるだろう。また、人とコミュニケーションするのが苦手な人が要介護者に手を差し伸べられるのか。その人にもよるだろうが 一つ言えるのはお互いにとって決して良い介護が出来るとは思えない。要介護者の家族からすれば そのような人に介護をして欲しくないのが正直な思いだ。

いくら人手不足だからと言え 精神的・資質的人の世話が出来る状況にある人介護をしてもらうべきだと思う。要介護者体が不自由になっていたり人の命を預かっている仕事だ。 介護というものをもっと勉強してから 意見を述べてもらいたい。

先日施設で介護福祉士が障がい者に体罰を行っていたことが発覚したが 介護者資質がいかに重要か、なぜ定着率が良くないのは体力的な問題やコミュニケーションが絡む問題・重労働で体を傷める人が多いということをより多くの人に理解してほしい。

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