介護動線を見直す

2008年5月7日水曜日

介護動線は効率性が主体ですが 要介護者にとっては危険の少ない動線ということを考える必要があると思います。要介護者の動線を効率的にしようということで作業療法士の提案でポータブルトイレに一人で行きやすいようにとベッドサイドにあったポータブルトイレの位置を足元から頭の方に180度反対側の位置に動かしたことがありました。

実際はそれだけのことなのですが、移動の際に滑りやすくなってしまい 一人で夜中にトイレに行こうとしてベッドから滑り落ちベッドにとりつけてあるスイングバー(可動式の柵)とベッドの間に挟まり肋骨を折ってしまいました


偶然にもその日が夫のいる日だったのでベッドから滑り落ちて挟まった体を二人で引き上げることが出来ましたが、あれが私一人しかいない平日であったら 挟まって痛がる親を救急車が到着するまで放置しておくしかなかったと思います。(介護は力仕事。特に緊急時はコツだけではどうにもなりません。こんな緊急時に一声かければ手伝ってもらえる機関があればと思います)

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