介護というのは子育てと違い 衰えていくおとなのお世話をすることです。
これは想像以上に厳しいのです。
例えば
介護者が要介護者の衰えていく姿を受け入れられないことが原因の一つです。
これは近親者であればあるほど受け入れられないことだと思います。
(病気に対する理解不足もあるかもしれませんが)
またある人は、要介護者との関係性があることでしょう。
これには要介護者との歴史があるのでなかなか難しいのですが これも近親者であればあるほど様々なことが絡み合ってストレスの原因になることもありますよね。
ストレスを軽減させる自分の許容量を増やすことが必要で
ストレスを水に例えると それを受けるバケツから水があふれ出るのを防ぐこと。
つまりバケツを大きくし それでもダメなら バケツに穴をあけることでが必要だそうです。
発散チャンネルを増やすことも必要で 有酸素運動やリラックスすることが効果的だそうです。
私はこの穴をあけるのが下手で
介護はすでに終わっているのに なんだかモヤモヤ。
そのときのことを思い出しては ため息をついたり。
私の経験から言えることは
いつまで続くかわからない介護ですが その場をこなすのではなく
後悔しないような介護をするよう心がけることだと思います。
将来、ストレスを抱えずに楽に生活ができると思いますよ。
おまけに 要介護者の素直な感謝の気持ち「ありがとう」の一言がもらえれば
ストレスはほとんど解消できるのですが
ウチの場合は難しかったです。 。。
介護をしているときは特に 「〇〇をしなければならない」 は禁句です。
手を抜く方法を常に考えて行動することを提案します。
たとえば
食を大事にしているのであれば 手作りのおいしいものを作り 掃除で手抜きをしたり
清潔・衛生を大事にしているのであれば 洗濯・掃除は一生懸命にして
食事づくりは少し手を抜き 買ってきたお惣菜と野菜やお豆腐と組み合わせるとか。
疲れた体を休ませるため。
ちょっとだけ頭を働かせて
衣食住の何に拘り 何に手を抜くか考えてみてはいかがでしょうか。
因みに 私は衛生に拘り
様々な感染症から身を守れるように出来るだけポイントを絞って掃除、洗たくをしていました。
そのかわり 家の外回りの雑草、落ち葉などの掃除には
目を向けないよう、 気付かないようにしていました(笑)
どこか一か所の手を抜くと 気持ちが楽になり 無理な力が入っていた体も楽になるような気がするのは私だけでしょうか。
介護をしているご家族に「頑張らないで介護をしてください」と言われることがままあります。
具体的に何について言っているのか定かではありませんが
介護をするには ある程度頑張らなければできないことですよね。
奇異な言葉です。
介護は子育てと同様 忍耐です。
たとえば ゆっくりしか動けなくなった人に介助をすればすぐに目的に到達できます。歩くのが遅ければ車いすに乗せて移動してもらえばすぐに目的地に着きます。食べるのが遅ければ どんどんと口の中に押し込んでしまえば早く食べられるかもしれません。しかしその人のいま持っている能力を最大限に引き出してあげることが重要です。それはリハビリにもつながるのです。
根気強く見守るには家族の忍耐の頑張りは不可欠だと思います。
「人脈日記」みんなその日まで①
「呼吸器の母 12年の介護」 より
ALS(進行性の難病・筋委縮性側索硬化症)のお母様を12年間介護をされたご家族のお話。
ALSは、ご自身の意識はしっかりしていながら 体が動かなくなる病気。
呼吸器をつければ長く生きられる。
しかし呼吸器をつけるために気管切開すれば話ができなくなる。
ご本人は長く生きられる分、家族に迷惑をかけるという気兼ねがあり
ALSの患者さんの80%以上は呼吸器をつけずに亡くなっていくという。
家族の辛さ、切なさ。これは悪くすることは遅らせられても良くなることのない難病特有の心理だ。
「死にたい人間なんていない」
そして「そんなことをしないですむ世の中にしたい。だれにもいずれやってくる、その日。その日まで、生きる。」とある。
ご本人の究極の選択、
その選択を見守る周囲のご家族の心境を考えると
私の経験から言うと 在宅介護とは衰えていく家族の現実を受け入れることとの闘いでもある。
介護最中のご家族、将来残されるご家族の こころのケア をすることは
在宅介護の層が広がり、継続し生活の質の向上につなげるためには不可欠ではないだろうか。
様々な疾患で歩きにくくなった方がよく履かれている靴はいくつかのお決まりがありますね。
私の見聞きした経験上、入院先の病院等でリハビリを担当する理学療法士の方は
ご家族の経済の負担を考えるのか 「バレーシューズでも結構です」とたいていおっしゃるようです。
でも あの足の甲の薄い靴に 動きにくくなった浮腫んだ足を押仕込んで歩いてはたして歩きやすいの
かどうか。私たち健康な者も快く歩くことが出来るものなのかどうか。疑問に思います。
5千円前後出せば歩きやすい上におしゃれな靴がたくさん出てきています。
足が不自由なのですから そんなに靴も傷まないと思います。
おしゃれな靴を履くことで 「お散歩に出かける」 という目標も出来れば、辛いリハビリも少しは頑張れるのではないでしょうか。
一度専門店を覗いたりカタログ見るとお気に入りのものがみつかるかもしれませんよ。
あなたの大事な方のために ほんのちょっとだけ時間をかけて あなたが足を実際に入れてみて
履きやすいものを 探してみてはいかがでしょうか。
介護用用品というのは なぜあんなに高価なのでしょう。
確かに 靴下の履口や肌着のゴム部分はやわらかいゴムを
使っていて非常に履きやすく袖ぐりも大きく着やすくなっています。
でも洋服でも肌着でも共通して言えるのは品質もさほど良くないですよね。
第一おしゃれとはほど遠く・・・
おしゃれというわけではない私でさえ アレを着させられたら
さびしいです。
生きているハリ・楽しみ・リハビリをする気力も落ちるのではないでしょうか。
そこで私は 浮腫んだ足に優しい靴下として
足首にあまりフィットしないやわらかめのゴム網のさほど高価ではない靴下を購入。
そして 購入して数週間はラップの芯などを靴下の中に入れて
履口をいっぱいに伸ばしてから履いてもらうようにしていました。
足首に食い込むことが防げるので 履いていて
楽なようでした。
浮腫んだ足に靴下をはかせると ゴムの跡がついて益々血流が悪くなります。
そんな時には足首部分の無いソックス(スニーカー用の室内履きのようなもの)を履いて
足首にはスパッツをして靴下のように足を覆います。
浮腫んでいても足の出しいれがしやすい足首無しのソックスと 緩めのスパッツ。
この組み合わせであれば 男性の大きな足の人にも対応出来ます。
また足首をふんわりと包むので 普通の靴下よりも温かいようですよ。
おすすめです。