11月11日は介護の日

2008年11月10日月曜日

先日、友人に壮大な景色の公園に連れて行ってもらった。そこで公園内の茶屋に立ち寄った。茶屋からはすばらしい日本庭園と背景の山々がのぞめ、素晴らしい時間を過ごした。
茶屋からは ちょうどデイサービスの利用者のような方々が出てこられ 一団と入れ違いになった。その中に具合の悪い時の父の面影によく似た男性がいた。かなり具合の悪い時の様子にあまりにも似ていたので、目をそらしてみたり父の面影を重ねてみたり複雑な心境だった。父によく似ていたが、この男性の方がずっとお元気で、父ぐらい具合の悪い人の介護は自宅ではあまりしないものなのかと不思議に、また私はすごい人を抱えて介護していたのだと確認した次第だった。

昨日、電車に乗っていて、父のように立ち上がるのに苦労している男性を見かけた。椅子から転げ落ちそうな格好をして頑張っていたので、思わず手助けに行こうかと思ったほどだった。しかし手を貸すことが良いことなのかどうか迷い、一人で電車に乗っているのだからしばらく見守ってみようと思い、席を立ち電車を降りるところまでを見守った。体を動かすのは自由で内容だが、上手に椅子から立ち上がり電車を降り、歩いて行かれた。父ほど具合が悪い人は家では介護をしないのだなと再確認した。
介護をどこでするか。これはその後の自分の生活、精神状態にとってもとても重要なポイントだ。

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