およそ20年ぶりに 八ヶ岳赤岳ふもとの美濃戸山荘に行ってきた。
当時は 床の傾いた離れで夜遅くまで久々に会った友人と喋ったものだ。
今回は その傾いた離れの取り壊されところが駐車場になっていたので 駐車スペースが広く平らになり車が非常に停めやすくなっていた。
全体的に広く明るくきれいになった美濃戸山荘だが 以前は食べられないほどのおかずが出て 山小屋とは思えないほどの上質かつ多量のおかずだったが 今は以前とは経営者も変わり 食べられる程度の量のおかずとそこそこの質のおかずに変わっていた。ちなみにご飯食べ放題、お味噌汁、てんぷら、お魚、食べ放題の切干大根と冬瓜の煮物、野沢菜がテーブルの中央にあり 各自で取り分けて食べられるシステム。手元のおかずはそこそこだったが、中央のおかずはとてもおいしく昔を思い出した。
相変わらずお風呂の床と湯船は傾いていて お風呂のヘリをしっかりとつかんで湯船につかり 滑りやすい傾いた床を用心しながら移動した。
1泊9800円。部屋での飲食禁止。消灯時間もあるのでいつまでも喋っていることは出来なくて 自由度の激減した宿泊だったのは残念だった。とはいえ一緒に行った人たちは 食堂から部屋にこっそりと湯のみ茶碗を持ち帰り こっそりと持ちこんだビールを こっそりと飲んでいた。翌朝はもちろんその湯のみ茶碗をこっそりと食堂に返した。
美濃戸山荘には思い出がいっぱいあり 懐かしかったが 我が家の車いすを乗せられるようになった車高の低いウェルキャブのシエンタには 美濃戸山荘はいばらの道だった。舗装道路から通常車で30分ぐらいのところにある美濃戸山荘だが 未舗装の岩があちらこちらに飛び出した道を4人乗りで走ると 車のお腹をする。そのため 後ろの席の二人は車を降り 車高が下がらないよう行きも帰りも50分ほど徒歩で舗装道路と美濃戸山荘の間を歩いたのだった。
以前は四輪駆動で車高の高くなる車で行ったので気にならなかったが 今回はそんなわけで運転にもかなり気をつかっていた。セルキャブのシエンタでオフロードを走るようなところはしばらく無いだろう。
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